重複しているセルの個数を数える

下記のような値の重複があるデータから値ごとに個数を数える方法を解説します。

1.UNIQUE関数で重複を破棄する。

=UNIQUE(A1:A10)

UNIQUE関数

UNIQUE関数は重複する行を破棄します。
先頭のセルに関数を入力すれば必要分だけ自動で表示されます。

2.COUNTIF関数でセルの個数を数える

=COUNTIF(A$1:A$10,A12)
「A12」を各セルで変更する

COUNTIF関数

COUNTIF関数は条件に一致する要素の個数を返します。
UNIQUE関数とは違いセルの数だけ入力する必要があります。

応用:複数列から重複しているセルの個数を数える

重複と空白を破棄する

先頭のセルのみに入力

=UNIQUE(FILTER({A1:A10;B1:B10},{A1:A10;B1:B10}<>""))

個数を数える

各セルに入力

=COUNTIF(A$1:B$10,A12)
 「A12」を各セルで変更する

FILTER関数

条件を満たす行または列のみを返します。
条件を空白以外にすることにより空白を破棄します。

配列

{}で囲むことにより配列を使用することができます。
配列を使用することにより1列の指定になります。

=UNIQUE(A1:B10)

上記のように入力すると2列の指定になります。
この場合は下図のように2列とも同じ値の場合に破棄されます。